《漢字の誤用》

障害者? 障がい者? 障碍者?
どの字が正解?  

  現在、身体に「しょうがい」を持つ方に対する一般的な表記が混在して使われ
ています。これまで多くの場合に使われてきたのが、「障害者」という表記です。
障害者」が一般化したのは、1949年(昭和24年)に身体障害者福祉法が制
定されたのがきっかけです。本来、発達を妨げる、妨害するといった場合に使
われる「障碍」という漢字を法律名にあてるのが妥当でしたが、当用漢字の使
用制限において法律上使えなかった為、「害」という漢字が代わりに使われまし
た。この漢字の誤用のため、「しょうがいしゃ」に対する誤った概念が出来上が
った感が否めません。
  しかし、近年「障害者」の支援が促進され、更には「障害者」の位置付けが社
会の中で健常者と区別されるものではないという考え方から、この表記を見直
す動きが広まりました。そのため、現在では本来の「障碍者」という表記、「が
い」をそのままひらがな表記した「障がい者」などが混在した状況となっていま
す。「障碍」を「障がい」と簡易表記するのは「碍」という漢字が一般的でないた
めで、「子供」を「子ども」と表記する誤った使い方と違い、やむを得ない処置と
言えます。
 ※ このホームページでは「障がい者」という表記を使っています。